三菱uni「ナノダイヤ」激硬シャープペンの芯に賛否! | 文房具大図鑑
【折れないシャープペンがあるなら折れない芯もあるはず】
文具コーナーめぐりをしていると、
最近はとにかく「芯が折れない」を猛アピールするシャープペンが目白押しです。
「もし折れたら全額返金」をうたうメーカーさんもあったりで、
今シャープペンの”芯が折れない”ことはすごく重要なポイントらしいです。
で、今日文具コーナーをウロついていたとき、
「折れない芯ってないのかな?」とふと気になったんですね。
芯の折れないシャープペンに、折れない強い芯を使えば、
パーフェクト級に折れない筆記具が完成するんじゃないかと思い、芯コーナーを見てみたら
ありました!三菱ユニ(uni)ブランドの「ナノダイヤ」という製品。
「低摩耗」&「濃い描線」を売りにしている商品です。
なんと、60mmの芯一本あたり、およそ4億個のナノダイヤが配合されている(公式サイト情報)とのこと!
ナニソレすごい!4億個という数があまりに大きすぎて、どれだけ高密度か計り知れない(笑)
しかも、ケースも従来より取り出しやすくなっていて、
出したい本数を開け口で調節できるのだとか。どんどん進化する芯の世界、奥深いです!
【芯が折れなくなったら、芯の売れ行きってどうなるんだろう(笑)】
大きなお世話かもしれないけど、
私の学生時代を思い出すと、芯ってポキポキ折れるからこそ
新品を買い足していたような気がするんですね。
なのに、最新のシャープペン芯事情は、ちっとも折れず、しかも低摩耗ときている。
「磨り減りが遅くて芯が折れなければ、芯の売れ行きって落ちちゃうのでは?」と
素人考えの私は思ってしまうんですけど、そんなコトないのかな?(笑)
企業秘密なんでしょうか?ちょっと気になるところ。
やっぱり、折れにくい芯=硬い、引っかかる、などの弊害が生まれる様子。
筆圧や書くときの角度にもよるのでしょうが、人によっては使いづらいと感じる人もいる。
というわけで、売れているのが上の4B芯。4Bってめちゃくちゃ濃そうなんだけど、
硬さと濃さを同時求めるのなら、これくらいの柔らかさは必要なのかもしれませんね。
というわけでこの4B芯、すごく高評価です。
自分の子供時代にもカラー芯って流行ったんだけど、
どれも強度不足でポキポキ折れてたので、けっきょく使わずじまいでした。
でも、このナノダイヤ製品だったら、折れずに書けるんじゃなかろうか。
そう思って評価を見てみたら、やっぱり「ちょっと薄い」とありますね。
発色と濃さに不満を持つユーザーさんがチラホラ・・・。
(消しゴムで消しやすいらしいですが)
たしかに色が混じることで、強度や書き心地が落ちるのはなんとなく頷けるかも?
鉛筆の芯の開発ってものすごく難しそうだし。知識もないのでなんとも言えないんですが、
色鉛筆並みに鮮やかな発色&折れない硬さ&消しやすさ&濃さを同時に求めるのって
めちゃくちゃ大変そう!って思っちゃいます。
でも三菱さんなら、この高度な要求を満たす芯を開発してくれそうな気がします^^
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