【マツコの知らない文房具】鉛筆の濃さって何H~何Bまである?
鉛筆の硬度はどこからどこまで?昔からのナゾ
上は、私の手持ちの鉛筆の中でもっとも濃い「B」と、もっとも薄い「H」。
製図用に使い分けていた鉛筆です。
珍しいので捨てずに手元に残してあるんですが、4B&2Hなんて甘ちゃんです。
なんと鉛筆って、10B~10Hまであるんですって。(知らなかったー!)
この22硬度すべて揃っているのが、三菱の「Hi-uni」シリーズ。
TV『マツコの知らない世界』で取り上げられたのも、この三菱ブランドなんです。
「ハイユニ アートセット」といいます。美大生とか御用達みたいですね。
世界最多の硬度(全22種)が揃った鉛筆セット。これは欲しくなる!!
この「ハイユニ」鉛筆って、昔からみんな持ってたし、ありふれてたので
どれほどすごい鉛筆なのかよく分からずに生きてきたんですが、
じつはすごくハイスペックな鉛筆なんですね。全三菱鉛筆の中でも芯が最高級らしいんです。
(※芯の粒子が100億個らしい)
芯の材料である黒鉛&粘土の粒子が均一なので、黒く滑らかに描くことができるんだそう。
マツコさんも唖然!このピシッと感、たまらない
子供の頃、誰もが一度は手にしたことがあるであろう、この赤茶色の鉛筆。
そのありがたみは子供には分からないけど、今こうして硬度の揃ったセットで見てみると、
なんてシックで落ち着いたデザインなんでしょうね。
しかも10B~10Hの濃さを知らない私としては、どれほどその色合いに差があるのか
自分で確認してみたい気分にさえなります。
ああ・・・でも文房具好きとしては、この鉛筆セットをこのままにしておきたい(笑)。
鉛筆を削ってしまったら、コレクション価値が下がりそうな気がしてためらっちゃいそう・・・!
しかも、このハイユニセットの内容をチェックしてみると、
10B、9B、8B、7B、6B、5B、4B、3B、2B、B、HB、F、H、2H、3H、4H、5H、6H、7H、8H、9H、10H
となってるんですね。「F」って何・・・!?
「硬度がフラット」のFでしょうか?この辺すごく気になります。
そもそも、HBとHだとどれほどの差があるのか?ものすごく微妙な差だと思うんですが、
いろいろ気になることがいっぱいでウズウズ。
シャープペンは便利でいいけど、鉛筆ってアナログな感じがとってもいいんですよね。
木の香りと黒鉛の香りが入り混じるところとか、鉛筆を削る手間とか。
私、数年前初めて、小刀で鉛筆を削ってみたんですよ。
ものすごく楽しかったです。シャープナーが発展している今、むしろ手で削るのが
ものすごく新鮮で、かつ難しかったです。均一に削るのって、すごく難しい。
でも、シャープペンのお手軽さにはない味わいが、鉛筆にはあります。
ノスタルジックですらある。改めて鉛筆の威力を思い知った次第です。
そういえば、小学生のころ、シャープペン使用禁止だった学校も多いと思います。
それは、小さい子供にはシャープペンのチカラ加減が難しいということ、
そして鉛筆の持ち方が悪くなるということ、
また、シャープペンは芯が折れやすく、
そのたびにカチカチ音を立てて芯を出さなくてはならないということ。
このあたりが、学校で禁止されるゆえんらしいです。ナルホド~。目からウロコですね。
大人になった今、シャープペンばかり使って、鉛筆を使う機会ってほとんどないですが、
大人のみなさんも、ときには鉛筆を握ってみてください。
シャープペンより書き味が断然いいことに気づかされます。
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タグ:ハイユニ, マツコの知らない世界, 三菱, 硬度, 鉛筆