鉛筆の蛍光マーカー(クツワ)は用途次第で便利♪ | 文房具大図鑑
【鉛筆タイプの蛍光マーカーは果たして便利?】
クツワさんの「鉛筆の蛍光マーカー 削り付キャップ付」。
ペンタイプと違い、乾くまで待たなくてもいいし、太さも塗りの濃さも自由自在。
アンダーラインだって引けるし、文字背景の色を付けることもできます。
ペンのようににじまない、かすれない、裏移りしないなどのメリットがいっぱい。
日本製で、鉛筆のキャップが鉛筆削り器になっています。便利商品。
蛍光ペンってわりとすぐインクがなくなるんですよね。
色的に揮発しやすいのかもしれないけど、かすれてくると捨て時に地味に悩みますし、
ただでさえ薄い色だけに、何度も塗りなおしたりして、ちょっとしたイライラが起きます。
で、そこへ来てこのカラフルなクツワさんの蛍光エンピツです。
キャップ付きだから芯も折れず、えんぴつ本体がなくなるまでは削って
長く使うことができます。すごく考えられてる文房具ですよね^^
発色もキレイで鮮やか。ただ、一つ気になるのは
「ツルツルの用紙にも色付けできるのか?」ということ。
【ツルツルの光沢紙だと、やはり線が引きづらい?】
誰もが一度くらいは、ツルツルの広告裏などにエンピツで文字が書きづらいと
感じたことがあるのではないでしょうか?なんだか妙に薄くなっちゃうんですよね。
それで、筆圧をアップさせると芯が折れてしまう。つまり相性が悪いので、
光沢紙の場合は油性インクがもっともよく乗る、というのが定説になっています。
(水性インクだとたまに弾く)
蛍光マーカーペンの多くが水性なので、ときに弾く紙もあるんだけど、
鉛筆の蛍光マーカーだとどうなるのか?というギモンが浮かんできますよね。
やはり、光沢紙には鉛筆芯の粉が付着し、色がまだらになってしまいがちです。
とくに色鉛筆の芯は柔らかく紙に擦れると粉っぽくくっついてしまうので、
うまくラインが引けない、というケースもあるようです。
じゃあどうすればいいかというと、あまり削りを鋭くせず、芯先端は丸みを残して
芯崩れを防ぐ。そして、紙を選ぶ、ということです。
たいてい参考書や辞書などは鉛筆書きしやすい素材になっているので、
光沢紙のときだけ、インク式蛍光マーカーを活用すればいいんですね。
とくに英和辞典などは紙が極薄で裏移りが必ず起こるので、
たとえば辞書専用のマーカーとして愛用するのもいいかもしれません^^
着眼点が新しくて面白い文房具。まだまだ進化の余地がある!?
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