【カッター談義】刃を折る?折らない?オルファvsオランテ | 文房具大図鑑
【カッターの刃を折るのがニガテな人は多い!】
カッターの後ろ側には、カッターの刃折り溝がついています。
それを知ったのは10年ほど前のことで、それまでは
布で押さえつつ、ダンボールの上で恐る恐る折ったり、
折るのが得意(?)な人にお願いしたりしていました。
危険なものではないはずなんだけど、”刃物を折る”こと自体が
けっこう恐怖なんですよね。
目に入ったらどうしよう、破片が飛んだらどうしよう・・・と。
そんなことにならないための、あのナナメ線なんですけどね。
折る音や感触がどうもニガテなんです。
そんな私が愛用しているのが、「OLFA(オルファ)」のカッター。
デザインがシャープ&スマートなのと、扱いやすいので長年愛用しています。
細かい部分を切るのにすごくいいんですね。
こういう細工ナイフみたいなカッターもすごくいいんです。
とにかく鋭利。軽い力で切れる。切れ味のモチもいいんですが、
「鈍ったかも?先端を折ろうかな?」と思ったときにやっぱりためらってしまう(笑)。
そして、この「オルファ」という名前、「折る刃」から来ています。
なんと、刃を常に切れやすくしておくために折れ刃を採用したのは
このオルファさんが最初なのです。なのに、あまり折りたくない(笑)
このセーフティーポキも持ってるのに、まだ折ったことがないという・・・☆
【そして誕生!”折らなくて済む”カッター「オランテ」】
2016年秋に、プラスさんから発売された、
”刃を折らなくていい”切れ味長持ちカッター「オランテ」。
オルファさんの商品にほぼ対抗するカタチですね。
「カッターは折るもの」と認識していた我々ですが、
これには折れ線が入っておらず、1枚刃となっているんです。
ガムテープなどの粘着剤もなんのその、ステンレスでサビにくく
全面フッ素加工を施してあるそうです。
じゃあ刃がなまったらどうするかというと、
そのまま差し替える。その際、刃に直接触れなくて済む安全設計。
折った刃をどうするか、何ゴミに出すのか、など悩まなくてOK。
安全チャイルドロックや持ちやすい指掛け穴など、さまざまに
工夫が凝らされている商品です。オルファさんにライバル登場・・・?
プラスさんもオルファさんも、どちらも誰もが知る大手メーカーです。
オルファさんは折り刃カッターで世界に名をとどろかせました。
いっぽう、プラスさんは広く文房具を取り扱っています。
このカッター戦争、どっちが勝つのか?
折る派(オルファ)vs折らない派(オランテ)、あなたはどっちを選ぶ?
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