欲しかった!キングジムの”ボツ商品”「円周率ノート」 | 文房具大図鑑
文房具って、正直言ってムダなデザインの集まり(笑)!
だって、必要最低限、筆記に事欠かなければいい話なのに、
やっぱりアレやコレやと機能やプラスαを求めてしまう。
そして、このボツになった「円周率ノート」もそんなムダな遊び心の一つ。
【キングジム「円周率ノート」がムダに可愛い!】
とはいえ、このノートは販売にならずお蔵入りになってしまった商品。
キングジムさんで商品化されずボツになってしまったノートで、
なんとノートの罫線が円周率になっているのです(!)。
これ以上のムダな遊びはないというくらいにムダ・・・!
でもそれこそが、文房具の魅力だと私は思うんです。
※拡大※
3,14の円周率にちなみ、3月14日に314円で発売の企画だったもの。
しかし、ボツになり、キングジム公式ツイッターで公開されたところ大反響!
「欲しい」「作ってください」などの声が寄せられましたが、現在のところ
発売の予定はないのだそうです・・・(もったいない!)。
円周率はニガテだったけど、このノートはすごく欲しいし、
誰かに贈りたいとも思ってしまう、魅力的なデザインノートです。
【314日使用すれば円周率も身に付くかも!?】
キングジムさんはツイッターでボツになった商品をアップしています。
その中で、思いがけず反響のあった「円周率ノート」。
「314日使い続けると、円周率が身に付く」という素敵なジンクス付。
もっと早く出会いたかったかも(笑)
ちなみに円周率って、ふつうは3,14で計算しますね。
一時期、円周率は「3」となっていましたが、これはゆとり教育のため
数学の進捗状況がそうさせた(小数乗算の桁数制限などで規程が変わった)だけで、
「3でOK」と定まったワケではなかったそうです。
(私も「3でOKになった」と耳にした記憶が・・・)
小数点があるために計算式が複雑になり、凡ミスが起きやすかった円周率。
今さらですが、「3」でいいのなら、それに越したことはありません(笑)
そうそう、円周率で思い出すのが、ものすごい桁数を暗記していた猛者(もさ)が
必ずクラスに数人いた、ということ。円周率は現在でも割り切れる数字ではなく、
「無理数」扱いのままだそうです。
桁数は2013年時点で8000兆桁目を確認済みらしく、暗記者たちも
どこまで覚えられるか競い合っていたような記憶があります。
なんにしても円周率は、数学のニガテなものにとって
苦い記憶とともに蘇るワードではあります(笑)でもこんなノートなら
円周率をもっと好きになれていたかもしれません。
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