【気になる!】クーピーの存在意義やメリットとは? | 文房具大図鑑
子供の頃、なにげなく使っていたサクラ・クーピー。
じつはずっと、存在意義がナゾでした。クーピーという位置づけは
「なぜ、一体どうやってできたのだろう?」と物心ついたころに
すごくフシギに思い始めました。
いえ、クーピーという存在は大好きなんです。なんだか可愛らしい。
端から端まですべて同じ素材でできている筆記用具なんて、
そうそう存在しません。そして、削りカスがすごく美しい!
昔、削ったカスを七色に集めて、それを使って絵を描いてました。
特殊な存在の塗り絵道具。クレヨンとも違う。それがクーピーです。
私の中では”クーピー=色が薄い”という印象。子供の手だと
かなりチカラを加えないと濃い色が出せず、悪戦苦闘していた記憶が。
どういうメリットがあってクーピーが誕生したのか調べてみたところ、
●折れにくく、消しやすい
●芯の量が色鉛筆の約4倍
●消しゴムで消せる
●クレヨンなどに比べて手が汚れない
だそうです。なるほど・・・!
たしかに全体が芯でできているのに、ほとんど手を汚しませんよね。
クレヨンは油でベタベタすることもありますが、
クーピーはさらっとしている。持ち手に包み紙がなくてもOKです。
それを考えると、芯のみで構成されるクーピーって強度が命なんだな、と
気づきました。強く握るたびに、折れていたら大変ですもんね。
ちょっと色づきが薄いのは、強度との兼ね合いなのかも?
【進化するサクラクーピーいろいろ】
こんなカワイイ商品も出ています♪サクラ「手がよごれないクーピー」。
長さを短くすることで、折れにくさがさらにアップ。
もともと手が汚れにくい素材ですが、さらに汚れにくい加工に。
手の握りの強弱をつけんくい小さいお子さんでも大丈夫。
大人用だと、重ね塗りができるクーピーも出ています。
サクラ「クーピーペンシル カラーオンカラー」。
カラフルな色だけでなく、少しくすんだ色も取り入れてあるので、
表現に幅が出るそうです。「大人の塗り絵」が流行って久しい今、
こういう曖昧カラーが出せる塗り絵ツールに注目が集まっています。
グラデーションカラーや濃淡など、自由自在。
硬い缶ケースだけでなく、ソフトケースも選べます。
机から缶ケースを落とし、クーピーがバラバラに折れた・・・なんていう
経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。(私もやったクチ)
あの耳をつんざく金属音とも無縁のソフトケース、気になっています。
私自身、塗り絵絵本を持っていますが、塗り絵ツールをどれにするか迷い中。
色鉛筆ばかりに目がいきがちですが、こんなに高機能になっているのなら
「これはクーピーも候補に入れねば・・・」と思い始めています^^
スポンサードリンク