【TSUNAGO(ツナゴ)】短くなった鉛筆をつなぐえんぴつ削り | 文房具大図鑑
【「捨てずに、つなご。」短い鉛筆だって最後まで使う】
鉛筆削りには見えない、タンブラーのようなお洒落な鉛筆削り。
中島重久堂さんというところから発売された【TSUNAGO(ツナゴ)】です。
さいきん再び、エンピツのよさが見直されていますね。
小さいお子さんだけでなく、大人にも鉛筆への回帰傾向がみられます。
で、そんな時代にマッチした、モッタイナイ精神に殉じるこの商品、
アイデアがすばらしいです!
もう一度繋いで長い鉛筆に戻すことができるアイテムなんです。
発想がすごいなぁ・・・!
そういえば子供時代、短くなった鉛筆は「もったいないなぁ」と思いつつ捨ててました。
まれに持つところがなくなって三角の先端だけになっても、
意地で使い続ける友達もいましたが・・・(笑)やっぱりマトモに字が書けないものです。
正しく文字を書くには、ある程度長さがなければいけない。
ゴミを減らし、使えるところはとことんまで使う。
日本人の精神「MOTTANAI」が詰まったステキな文房具です。
見た目もオシャレ。グッドデザイン賞を受賞しています。
【使い方にはコツあり。まずは動画でチェック】
短い動画なので、ぜひ♪
動画の流れでは、まず鉛筆のお尻側に穴を空け、それに沿ったカタチに
繋ぎたい鉛筆の先端を特殊な形に削って、2本をつなぐ、という感じ。
削り器のフタ部分を回していくと、「1、2、3」の番号穴が出てきますので、
そこに削るべきチビ鉛筆を挿し込んでいく、というもの。
私が惜しいな、と感じたのは、木工用ボンドを使わなくてはいけないところです。
「木工用ボンドで接着してしまったら、継ぎ目のところで芯が分断されるのでは?」と
思ってしまったんですが、ちゃんと鉛筆は使えるそうです。
それに、削ることもできるのだそう。
互いの凸凹穴がきっちりハマりこむので、木工用ボンドは相当薄塗りになるらしいのです。
この商品は、工作気分&エコロジー気分を楽しみつつ使うのがいいかもしれませんね^^
ピッタリと継ぎ目がハマるシーンは、すごく心地よいです。
モノづくり大好きな日本人の気質にそぐう商品ですね。
ただ、小さいお子さんは一人では使いにくい設計なので、
大人の方とモノの大事さを考えつつ使うのがいいかもしれない、と感じました。
「ツナグ」という言葉はいい言葉ですね。人と人とを繋ぎ、自然と人をも繋ぐ・・・。
繋がりを忘れかけた現代人に何かを教えてくれるような、エコな文房具です。
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